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 小児喘息について

2 症状

 呼吸困難を伴うといっても、あかちゃんや幼児では苦しいと表現できませんので以下のような時と思ってください。止まりづらい咳、明らかな喘鳴(ゼーゼー)、不機嫌、激しく泣く、嘔吐、顔色不良(チアノーゼ)、苦しくて眠るための姿勢がとれない(起坐呼吸)、鼻を広げるような呼吸(鼻翼呼吸)、ろっ骨の間や胸骨の上がひっこむ(陥没呼吸)、浅く早い呼吸がある時です。特に顔色不良より後の症状は重症な呼吸困難ですので、夜間でも病院を受診すべきです。
 発作を大・中・小でわけます。大発作は著明な喘鳴で、先ほどの重症な呼吸障害を示す時です。小発作は軽い喘鳴がある状態であまり呼吸のつらさを感じさせない状態、中発作は喘鳴が小発作より強く、呼吸の苦しさが現れてきます。

生活のレベルでみると次の表のようになります。
 遊び睡眠機嫌食事
小発作普通普通普通普通
中発作やや困難ときどき目をさますやや不良、話しかければ返事をするやや不良
大発作不能またはそれに近い状態不能またはそれに近い状態不良、話しかけても返事ができない不良またはそれに近い状態

そして、喘息の重症度は以下のように分けられます。
間欠型発作のない時期は全く正常の生活が可能。運動時を含め時々咳、喘鳴、呼吸困難が現れる
軽症持続型週2回以上の短時間の喘鳴、軽度の呼吸困難が有り、しばしば咳・喘鳴を発する。
中等症持続型週2回以上中発作があり、時に大発作となる。症状の消失に7日以上かかることがある。
重症持続型症状が持続し、毎日の日常生活が障害される。発作は夜間しばしば増悪し、入退院を繰り返す。

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