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小児喘息について
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1 喘息とは
小児喘息は医学用語を並べると『小児期に発症する慢性的な炎症による気道の可逆的な狭窄病変による、反復する発作的な呼吸困難を伴う疾患』ということになります。
少し言葉を解説しましょう。炎症というのは問題のある部分に白血球などの細胞や水分が集まってくる状態をいいます。きっかけの多くは細菌やウイルスの感染かアレルギーです。気道は口・鼻-のど(咽頭、喉頭))-気管-気管支-肺胞という空気の通り道です。気管支は二股に何度も分岐して肺胞に到達するのですが、肺胞に達する直前の気管支を特に細気管支と呼びます。喘息は主に気管支に炎症がおきたことによります。
ちなみに、喉頭が炎症を起こすと、犬が吠えるような、オットセイが鳴くような咳となり、クループと呼ばれる病気です。気管支内の粘膜が浮腫をおこしてはれる、気管支の周りにある筋肉(平滑筋)が収縮する、痰がつまるといったことで気管支内がせまくなることを狭窄病変といい、治療によってあるいは自然に元に戻ることが可逆性といいます。呼吸困難とは努力しないと呼吸できない状態をいいます。つまり、喘息はただ単に咳が出る病気ではないのです。
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