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 旭川厚生病院小児科の特徴

1. 病院内での感染を減らすように努めています。

病院にきて別なかぜをもらってしまうという笑い話のような事実がすくなくありません。当院ではそのようなことを減らすために、受診されたかたにも以下のようなお願いをすることがありますので、御協力をお願いいたします。
1 お待ちいただく場所や診察室を変更したり、診療時間をずらしたりしています。
2 耳の下がはれていたり、皮膚にブツブツができているような方はあらかじめ受付でお話しください。
3 おむつかぶれや言葉のおくれなどかぜ症状以外での受診の時にも受付でお話しください。
4 今までにかかった病気や接種したワクチンについてたびたびおうかがいすることがあります
5 入院された際の病室もお子さんの症状・重症度・回復度によって変更されますので、1度の入院でも数回ベッドがかわることがあります。

2. 新生児医療を重視しています。

 出生体重が1000gにもみたない未熟児や出産時に仮死などトラブルがあった赤ちゃんを積極的に受け入れてNICUという集中治療のできる病棟(病院の4階にあります)で治療しています。北海道で唯一の新生児専用の救急車を保有しています。要請があればこの救急車で北は稚内、南は岩見沢、東は紋別、西は羽幌まで病気の赤ちゃんを迎えに行って、搬送しています。危険性が高い出産にはできるだけ他の施設でも小児科医が立ち会うように努力しています。少子化の時代だからこそ、安心してお子さんを出産・育児の支援ができればと考えています。

3. 新薬の臨床試験を実施しています。

 新しい薬は医療の進歩にはなくてはならないものです。新しい薬が開発されて、実際に処方が可能になるまでには数多くの段階があります。当院では成人に効果と安全性が確認された薬をこどもにも同じ効果があるのかを調べる試験が行われます。そのため、臨床試験に御協力をお願いすることがあります。しかし、強制するものではありませんので、おことわりになられてもその後の診療に影響はありません。無断で新薬を使用することもありません。病院内には治験審査委員会や治験事務局が設けられ、みなさんの御相談に応じられる体制をとっています。厚生労働省が認める新薬の臨床試験は経験豊かな医療スタッフとこのようなシステムが整った病院でしか行っていないことを御理解ください。
*現在は抗生物質の臨床試験を行っています。
 最近、子供達にこれまで使われていた抗生物質がきかなくなった細菌(耐性菌)による肺炎や中耳炎がふえています。肺炎球菌やインフルエンザ菌(インフルエンザウイルスとは違います)がその代表で、これらの菌に感染して中耳炎が長引いたり、肺炎で入院するお子さんが少なくありません。そこで、耐性菌感染が疑われるお子さんに臨床試験をおすすめしています。

4. わかりやすいインフォームドコンセントをめざしています。

 インフォームドコンセントは簡単にいえば、病気のことや治療の内容について患者さんに医師・看護婦より納得いくまで説明し、同意をいただくという医療にたずさわるものと患者の基本的姿勢です。ただ、まだ慣れていないこともあり御不満をいだかせてしまうようなことが少なくありませんが、今後も努力していきたいと思います。


JA北海道厚生連  旭川厚生病院小児科  〒078-8211 旭川市1条通り24丁目111番地3
TEL (0166)33-7171