|
胃腸炎について
|      |
症状と対処
さて、胃腸炎のほとんどは、十分な水分の補給ができて、多少の食事がとれていれば特別な治療をうけなくても自然に回復することが多いものです。一二度の嘔吐や下痢でいそいで病院を受診する必要はありません。しかし、夜間でも受診しなければいけない時がありますので覚えておいてください。
その第1は脱水です。体の水分が嘔吐や下痢となって排泄され、それにみあうだけの水分補給ができない時におこります。重症の脱水は生命にも影響します。1)ぐったりしてねてばかりいる、2)皮膚の張りが失われ、かさつくあるいはしわしわの状態、3)唾液が少なく唇が乾燥、4)目がおちくぼんだ感じで泣いても涙がでない、5)おしっこの間隔がふだんの2倍以上などの状態が要注意です。特に1)の状況であれば救急でも受診すべきでしょうし、12時間以上おしっこが出ていない時も救急です。
第2は血便です。便に筋のように血液がついていたり、便の最後にポタポタ数滴したたる時はそれほど心配はいりませんが、血液と便が混じったイチゴジャム状態、黒ずんだのりのつくだに状態、真っ赤な血がほとんどの時は緊急事態です。夜間であろうが受診が必要です。
第3は腹痛です。おなかが痛いといえるのは2歳以上ですが、エビのように体をおりまげて痛がる時と1歳くらいまでのお子さんが激しく泣いて、一休みしてまた激しく泣くといったことを繰り返す時は要注意です。胃腸炎というだけではなく、虫垂炎や腸重積のような外科の病気が考えられるからです。
|
|
|